大阪には近くに住んでいてもなかなか購入することができない大人気のお菓子があるのをご存知ですか？大阪の住吉にある粟玄（あわげん）の「和洋」はG20大阪サミットのお土産にも選ばれた全国から注目を集めているお菓子です。

ベテラン秘書たちも認める特別な手土産なのだとか。一度は食べたい大阪の銘菓、粟玄の和洋についてご紹介します。

粟玄の和洋って？

粟玄の「和洋」は大切な人に贈りたい特別なお菓子です。

粟玄の創業は1940年。看板商品である和洋を含め、百貨店や催事には一切登場せず、大阪の住吉本店とオンラインでしか購入できないため、希少価値が高く大阪に住んでいてもなかなか手に入らないのです。

オンラインでは時に発送が数カ月後といった場合もあり、すべて手作りのため1日に作れる量が限られているため店頭でも夕方には売り切れになることもあるのだそう。

粟玄公式Twitterではオンラインショップの発送状況を確認することができます。

和洋はアーモンドを100％北海道産の生クリームとバターで包み、コーヒーのほのかな苦味をプラスしたサクサクとした食感がたまらないクセになるお菓子です。名前のとおり和菓子でも洋菓子でもない不思議な味わい。

保存料や香料などの添加物を使用していないため素材そのものの美味しさが楽しめるのもうれしいポイント。常温保存可能なので持ち歩きにも便利で日持ちもするお菓子です。

完全に密閉されてはいませんが1つずつ個包装になっているので食べやすく、職場のお土産にしても配りやすいのもいいですね。

G20大阪サミットのお土産にも選ばれた、一度は食べたい銘菓です。

和洋は非常に人気のため、食べたいと思ったときにすぐに手に入らないことから、自分で作ってレシピを公開している人もいます。本物にはもちろん叶いませんがどうしても和洋の雰囲気を味わってみたいという人はアーモンドをキャラメリゼしてみると和洋の良さが少しわかるかもしれません。

和洋の他にもおいしいお菓子が！

粟玄には和洋の他にもおいしい人気のお菓子があります。元々粟玄は粟おこしのお店です。

「金の森」はひと口サイズの粟おこし。黒豆も入っており、きなこがたっぷりとまぶしてあります。ほどよい甘さなので男性からも人気。和洋との詰め合わせもありますよ。

「うすいた」はショウガとゴマを加えた粟おこし。薄く上品に仕上げたこちらもクセになるおいしさです。

粟玄オンラインショップ（外部サイト）

粟玄の営業時間は？

粟玄の営業時間は平日の10：00～17：00。土日祝日は定休日です。

和洋が限られた数量しか販売できないのもなかなか手に入らない理由の一つですが、地元の人でも購入できないのは平日の昼の時間帯の営業のみであること。

他にもお盆やお正月などは休みのため、とくに社会人はお店に足を運ぶのが難しいのです。

和洋と金の森の対象商品のみご来店の1営業日前に電話をすれば予約しておくことができるので、確実に行けるときは先に予約をしておくといいかもしれませんね。

取り置き予約について

粟玄までのアクセス方法

和洋が売っている粟玄があるのは「大阪市住吉区上住吉1-2-3」

最寄り駅は南海高野線「住吉東」です。関西国際空港を利用する人は住吉東がいいかもしれませんね。新幹線の場合は新大阪からの乗り換えが大変なので阪堺電車の「住吉鳥居前」で降りると便利です。

近くにあるのは住吉大社くらいなので、ついでに寄るといったスポットではなく、わざわざ感のあるお菓子なのです。だからこそ大切な人への贈り物として選ばれているのです。いつでもどこでも手に入るものよりも大切に思っているということが伝わるお菓子だからこそ、秘書が選ぶ手土産としても人気なのです。

他にもある大阪でしか買えないお菓子

粟玄の営業時間は限られているため「大阪に行くのが土日」「出張帰りに寄りたかったけど時間的に無理」なんてこともありますよね。

そんなときにおすすめの手土産が返るお店もチェックしておきましょう。

「ル・ピノー」は北堀江に本店を構える大阪生まれの洋菓子店。おいしそうなケーキにも惹かれますが、さすが大阪といいたくなる面白いネーミングがついたギフトにも喜ばれる焼き菓子がズラリ。ダックワーズの「浪花の大判振舞い」、アールグレイ紅茶ケーキの「殿下ティーブレイク」など、ネーミングに思わず引き込まれてしまうお菓子がそろっています。

見た目はおしゃれなのに、よく見ると大阪色たっぷり。話のネタにもなるのでおすすめですよ。

いろいろなお菓子が買いたいときは「阪急うめだ本店」に行ってみましょう。グランカルビーやハッピーターンズ、バトンドールなど大阪でしか買うことができないお土産がそろっています。

粟玄の和洋で大切な人をおもてなし

なかなか遠出することが難しい現代。近場のスポットにも高級感あふれるワクワクするものはたくさんあります。
大阪に住んでいるなら一度は食べたい粟玄の和洋。平日の昼間に時間が取れたときには足を運んでみてはいかがでしょうか。