2023.03.13
おおさか調査委員会 編集部

大阪の魅力は食。さまざま魅力的な料理があるものの、そこでしか食べることができない、特別なB級グルメはとくにマニアの人たちから絶賛されています。

とはいえ、大阪をフラフラ歩いていてもなかなか名店に出会うことはできないもの。

ここでは、大阪に来たら絶対に外すことができない名物グルメをいくつか紹介します。

ぜひ、大阪グルメ食いだおれツアーを予定している方は参考にしてみてください。

※新型コロナウイルスの感染拡大防止に伴う、店舗・施設・イベント情報について

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自由軒 難波本店

まず、大阪といえばのB級グルメから紹介します。

それが、「自由軒 難波本店」のカレーです。「カレーなんてどこでも食べれるのになぜ?」といった方も多いと思いますが、じつは大阪はカレー激戦区。

場所によっては小さな区域にたっぷりとカレー屋がひしめく場所すらあるほどです。さて、そんなカレー激戦区の大阪の中で、長年愛され続けているのが「自由軒 難波本店」。

難波センター街商店街に位置しているお店で、レトロな昭和感漂う内装が心躍らせる名店のひとつです。さて、そんな「自由軒 難波本店」。

洋食屋さんなので数多くの洋食メニューを揃えていますが、多くのお客様が注文するのが名物カレーです。

コチラのカレーは白米にルーをかけるタイプでもなく、サラサラしたスープカレーを出すわけでもなく、カレーがご飯に染み込んでいるタイプのカレーライス。

そこに生卵をトッピング。個性たっぷりの見た目に驚くことでしょう。

さらには、さまざまな洋食メニューをットッピングすることができるため、ボリューム重視の方でも安心して満腹感を得ることができます。

大阪のB級グルメを語るなら、まずは「自由軒」。ぜひ、チェックしてみてください。

自由軒 難波本店 – 自由軒オフィシャルサイト

自由軒の総本山、本物の味はここから始まった!

串かつ どて焼き てんぐ

大阪グルメの中でもB級グルメの多い、マニアックながら多くの観光客が訪れるジャンジャン横丁。

動物駅前という、知る人ぞ知る駅前から降りて歩いたところにある、新世界エリアでもひときわ知られている名店です。

「串かつ どて焼き てんぐ」は、その名の通り串カツをメインとしている飲食店であり、中央の中部を囲むかたちで40席ほどのカウンターが存在。

ゆったり食べるというよりはさくっと楽しむというイメージながら、毎日のように行列必至の大人気店として知られています。

さて、この「串かつ どて焼き てんぐ」は早くて安く、さらにボリュームもあることで人気。さらに揚げ物とはいえ、サクサクとした軽やかな食感で仕上げているため、もたれずにどんどん食べることができます。

さて、「串かつ どて焼き てんぐ」で、ぜひチェックしていただきたいのが牛の串カツ。

串カツは関東では豚肉が使われることが多いのですが、関西は基本的に牛。味わい深い牛肉のうまみとサクサクと心地よい衣のバランスが最高です。

お酒好きの方にはビールもどんどん進んでしまう、よい意味で危ないお店ではないでしょうか。

住所大阪府大阪市浪速区恵美須東3-4-12
電話06-6641-3577
定休日月曜日
営業時間10:30〜20:30

加寿屋(かすや)

画像はイメージです

なんば元町店なんば駅に立ち寄る機会があったら、ぜひ訪れてほしい名店が「加寿屋なんば元町店」です。

関西ではそばも食べることができますが、やはりどちらかというと「うどん」が有名。

さらに、そのうどんも一般的なお揚げにわかめ、かまぼこ…といったようなものではなく、独特の素材が使われています。

さて、「加寿屋なんば元町店」で食べることができるのが、大阪名物のかすうどん。

大阪ではこのかすうどんが大変メジャーであり、各種にかすうどんを提供する店舗があります。

その中でも、「加寿屋なんば元町店」は、かすうどんの名店として知られており、こぢんまりとした店内ながらいつも多くのファンの方で賑わっているほどです。

「かすうどん」とは牛の小腸を油で揚げた油かすのことで、揚げた牛ホルモンということになります。

これを繊細なダシのうどんに入れると、なんとも言えないうまみが汁全体に溶け出し、なかなか他所では味わうことができない、奥深い味のうどんに仕上がっていくのです。

また「加寿屋なんば元町店」は、そこにとろろこんぶや青ネギを乗せて、さっぱりといただくことが可能。

大阪にかすうどんを広めたお店としても知られている、必ず訪れておきたい名店です。

加寿屋なんば元町店

店舗一覧

一芳亭本店(いっぽうてい)

また、個人的におすすめしたいのが、南海なんば駅に位置してる、「一芳亭本店」。創業85年以上を数える老舗であり、とくに多くのファンが愛しているのが、薄焼き卵で包まれた柔らかいシュウマイ。

戦後、小麦粉が手に入らず、薄焼き卵を代用したのが始まりで、今でもその製法でしゅうまいを作っているそうです。

グルメで知られていた文豪の池波正太郎は、著書『新しいもの古いもの』の中でその味を絶賛したそうです。

お土産にお持ち帰りもOKだそう。クール便で全国発送も行っているので、おうち時間にも味わうこともできます。

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大阪には名物が多い!

そのほか、たこ焼きやオムライス発祥の店、さらに明石焼だったり、大阪には気負わず楽しむことができる名物がたくさんあります。

こういったユニークな料理を考えるところも、大阪らしい魅力です。

B級グルメを制覇しよう!

大阪は中心地のなんばに多くの名店が軒を連ねています。

しかし、少し離れると、そこではまた地域で秘蔵のグルメと出会えるチャンスもあるので、1日、2日では楽しみきれない魅力が溢れています。