2021.09.14
おおさか調査委員会 編集部

自宅療養は病状が急変しても入院できない!?

第4波で多くの死者・重傷者を出し、医療崩壊したと言われた大阪―。あれから、わすが3ヶ月、第4波を大幅に上回る第5波が大阪を再び襲っています。

第4波での教訓・反省は活かされているのか。重症、軽症中等症病床、臨時医療施設(大規模治療センター)等の確保に奔走しているものの、それに必要な医療従事者、保健師など人材は確保できているのか。

また、ワクチン接種は高齢者など年齢の高い人から始まり、順調に進んでいるようですが、30歳以下の若年層にはまだ行き渡っていません。そんな状況の中、変異したコロナ株、いま流行のデルタ株は、若年層を中心に蔓延、重症化を引き起こしています。

第5波における感染者数は、大阪でもこれまでの過去最多を大きく上回る3000人超となったため、十分な病床等が確保できず、結果、軽症者は自宅療養を基本としていますが、症状が悪化した時の対応など心配は尽きません。

そんな様々は不安を解消するには、やはり市民のみなさん一人ひとりの感染予防対策が重要です。

何度も、何度も、変異を繰り返し、感染力が強くなる新型コロナウィルス。

あなたの目の前に、すでにコロナウィルスが迫っています。コロナウィルス感染は他人事ではありません。

あなたの目の前にすでにコロナウィルスがいる!そんな気持ちで今一度コロナ感染対策を見直してみましょう。

コロナ対策と知識をもう一度しっかり見直そう!

1.ずれたマスクを直した手にはウイルスが付着しています。
2.たくさん話す人は不織布マスク着用を。人前でプレゼンしたり講師・司会をするときは不織布を。不織布でも長く話すときは距離を取りましょう。
3.必要なエタノール量は75%〜85%です。アルコール濃度が高すぎると十分な消毒効果が得られる前に早く乾いてしまいます。高濃度アルコールを使う時はたっぷりと、15秒ほど隅々まですりみましょう。
5.菌とウイルスは異なります。市販のアルコール入り除菌シートはアルコール濃度が低く、シートで拭いただけの手でパンやおにぎりを食べるのは安心できません。
6.身内からコロナが出ると広がりやすい!日頃から無症状感染しているかもしれないと思って行動することが大切ですね。冷蔵庫、電子レンジ、蛇口、電気のスイッチ、コピー機など、多数の人が触る所は感染源です。そこをさわった手で無意識に目や鼻を擦ることでウイルスが体内に侵入します。トイレの後も必ず石鹸で丁寧に洗いましょう。
7.ほんの少し、今までより注意をして、家族のため、社会のため、自分のためにね

今回掲載しているイラストのポスター版(A4サイズ)をダウンロードすることができます。
プリントアウトして配布したり掲示することができます。