大阪市のオンライン授業は体制が整わず大混乱。その原因は都構想!?
大阪都構想が混乱に拍車をかけた?
学習用の端末が地域ごとに違う
今回のオンライン授業の混乱の原因について、地域ごとに配布された端末のシステムの違いがあり、転任した先生が対応できないなど混乱したとのことです。
では地域ごとにどのような違いがあるのでしょう?
製造メーカーも違えば、OS(オペレーションシステム)が他と異なる地域もあります。OS(オペレーションシステム)は、操作や設定に関わる重要な部分です。
端末の配布で見えた、4つの分け方の特徴とは
気づいた方もおられるかと思いますが、この4区割りは昨年11月に住民投票で否決された、特別区案の4区割りの分け方そのままです。
これは大変おかしなことをしています。住民投票での結論を待たず、大阪市は特別区案を可決前提で、市内の行政システムを改変していたのです。民意を問うはずの住民投票をないがしろにする酷い話ではないでしょうか。
しかもその分割のせいで混乱を起こしているのですから無駄の極みです。
本来であれば、大阪市教育委員会として大阪市全域に責任を持ち、一括でPCを発注し、手順書を作り、市内全てに統一したオンライン授業のシステムを作れば、もっとスムーズに進めることができたのではないでしょうか。地域ごと別々に処理すべきことではありません。