2021.10.08
おおさか調査委員会 編集部

大規模医療施設の発案

吉村大阪府知事が「1000床の大規模な野戦病院を作る」と表明したのは、大阪府の新規感染者が3000人に迫ろうという2021年8月末のことでした。

9月6日から事業者公募が始まり、翌週の9月14日には事業者が決定し、あまりに早く決定しましたが、果たしてその中身はどういったものになるのでしょうか。

吉村知事「走りながらやる」 第6波警戒、大型臨時医療施設の9月末運用開始目指す(デイリースポーツ) – Yahoo!ニュース

 大阪府の吉村洋文知事が13日、府庁で囲み会見に応じ、インテックス大阪で9月30日からの運用開始を目指す軽症・中等者向けの臨時医療施設「大阪コロナ大規模医療・療養センター(仮称)」について、事業の優

(注:8月の報道以後、戦争を想起してしまう等の意見が多く集まり、「野戦病院」の名称を取りやめる発表がありました。以降「大阪コロナ大規模医療・療養センター」を仮称として取り扱うことになりました)

大阪・吉村知事「野戦病院」使わない 戦争体験者からの声を受け (外部リンク)

想定されている運用のスケジュールは?

事業者決定後わずか半月後の9月30日に、第1期分、500床の軽症・無症状者用の療養施設が運用開始されると計画されています。

大阪府の公表する資料を見る限り、病院・病床と言うよりは、災害時の体育館の避難所のような施設のようです。

9月13日の知事の囲み会見によれば、

  • 施設には感染者が自ら予約して入所するシステムを想定している
  • 配置される看護師はわずか20名ほど
  • 医師は常駐するわけではない
  • 設置される酸素ボンベはわずか4床分 とのことです。

おおよそ病床、とは言い難い印象を受けたのではないでしょうか。

また、第2期分とされる残りの500床(中等症200、無症状・軽症300)の運用開始時期については未定とのことです。

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もっと早くコロナ専門病院の対応をすることはできなかったのか?
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